日本の働き方を考える

アップデート: 2014 年 6 月 25 日

出来れば避けたい残業だが、日本に残業がない企業はほとんどありません。残業だけならまだマシな方で休日出勤はご免こうむたいところです。
女性の仕事で残業は避けられない場合は、残業手当の他に家事・育児用のサポート手当もつけてほしい。家庭を持っている女性に残業を強いるのは、非常に酷なものです。残業時間って就業範囲内時間と違って全くやる気の起きない時間ですよね。もし大好きな仕事なら残業だって楽しいのかもしれない。もしくは仕事に対する使命感や正義感や責任感が強い性格なら残業がなければ気の済まない人だっているでしょう。そもそも残業は何故発生するのでしょうか。企業によって起因はさまざまでしょうが、中でも大きい理由は人手不足ではないかと思います。無理やり人件費を抑えている企業が多すぎる気がします。
日本は働き者の国として全世界に知られています。
働きすぎな日本の逆の立場にいるのがドイツ。ドイツは休暇の楽しみを重視しているため、必要最低限の労働しかありません。時間内に仕事をきっちり終わらせるために就業中は集中してこなせるのです。休暇の多い国としても有名です。わたしもこんな国に生まれたかった・・・。
ドイツ人からすれば勤勉な日本人は堅苦しく見えるでしょう。バカンスをきっちり楽しむドイツを日本も少しは見習っても良いのではないかと思います。
現代日本では、過度な残業が多い企業はブラックと噂されています。度を越した労働時間とろくな休暇も与えない企業はそう呼ばれるらしいのですが、昔はそんな言葉すらありませんでした。やっと近年、過労で体を壊したり自殺する人が後を絶たないためそんな俗語が生まれました。血の滲む様な労働を会社のために強いるのは間違っていると思います。愛社精神はあっていいことだと思いますが、自分の人生を犠牲にしてまで働くのは絶対に間違っていると強く感じます。

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