採用試験でどこが見られる?

アップデート: 2014 年 6 月 25 日

会社に勤めようと思えば誰もが通る“採用試験”。
就活中の人はなぜこの試験が行われるのか、これをして企業は一体何を見ようとしているのか?と気になりますよね。

まず、採用試験が行われるのは基本的に新卒だといいます。というのも、第二新卒や中途は一応よっぽどの異業種でない限りは少なからずの経験があると見られる為、ほとんどの企業が面接のみで終わらせるのだとか。
つまり、採用試験で筆記を受けるというのは一般教養など面接では分かりにくい部分を見る為に行われるのですね。
特に、作文というのはその人柄がとても分かりやすく反映されるといいます。
相手にどうしたら伝わるかと考えますから、ボキャブラリーや文章能力はもちろんの事、文章構成などその人の説明能力や説得力といった観点なども見られるんですね。

ではなぜこういった試験が行われるのかといいますと、そこには企業側の採用に対する保険が隠されているといいます。
先述した通り、新卒以外は基本的に面接で終わります。それは、履歴書に加えて職務経歴書もありますし、ある程度の職務経験から企業への場慣れもあるからです。
しかし、新卒の場合はいわゆる未開の地。
新卒者にとって勝負の場であるのに対し、企業にとっても相手がどんな人物なのかを見極めるのに最適な場なのです。
その証拠に、最近の採用試験の問題にはその人柄が分かるいわば心理テスト的なものも隠されているといいます。
わざわざ時間を割いて試験を行うのは、その人物がどんな人生観や価値観をもち、どれだけ貢献してくれるかを計る為の画策が隠されているのです。

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